【シンガポール】中国宅配大手、チャンギ空港に物流拠点開設
中国宅配大手の順豊速運(SFエクスプレス)は、シンガポール法人SFエクスプレス・シンガポールが提携する空港地上業務会社SATSと共同で、チャンギ空港に物流センターを開設した。 物流センターはチャンギ空港のエアサイド(搭乗客と空港関係者だけが立ち入りできる区域)にあるSATSの倉庫内に設置し、17日に正式に開所した。エアサイド内にあるため、空港内で貨物処理の所要時間が従来の4~6時間から1時間半~2時間に減り、ターンアラウンド・タイム(航空機の到着から出発までの時間)の短縮が期待できる。 SFエクスプレスは中国物流大手、順豊控股(SFホールディング)の子会社。7月にはSATSと戦略的提携を結んだと発表していた。