牝馬の最高額となったサロニカの2024(c)netkeiba

　22日、北海道の苫小牧市で「ノーザンファーム ミックスセール2024」が開催された。当歳セッションが終了し、上場52頭全てが落札。10頭が1億円以上の値をつけた。今年で3回目を迎える同セールは、昨年までダストアンドダイヤモンズの2022の8600万円(税抜、以下同)が最高額だったが、今年はトップバッターから2億円の値がつくなど盛況となった。 【写真】ミックスセール出身 サトノカルナバルのこれまで 　最高額は上場番号21番・マーゴットディドの2024(牡、父キタサンブラック)で藤田晋氏が2億9000万円で落札した。同馬の母は11年の英G1・ナンソープSの覇者で、半兄に今年の皐月賞馬ジャスティンミラノがいる良血馬。またミックスセールにおける同氏の落札は初めてだった。2番目の高額馬は上場番号13番・ダストアンドダイヤモンズの2024(牡、父コントレイル)でドウデュースの半弟にあたる血統。2億6000万円で大空企画が落札した。 　また、叔父にサリオス、叔母にサラキアやサリエラらがいるサロニカの2024(牝、父モーリス)が2億2000万円で牝馬の最高額。そのほか仏G1・サンタラリ賞覇者の2番仔にあたるインカーヴィルの2024(牡、父キズナ)に2億円、ムーランドロンシャン賞など仏G1・2勝馬の初仔にあたるドリームローパーの2024(牡、父Kingman)に1億9000万円の値がついた。 【1億円以上で落札された当歳馬】 マーゴットディドの2024：2億9000万円 ダストアンドダイヤモンズの2024：2億6000万円 サロニカの2024：2億2000万円 インカーヴィルの2024：2億円 ドリームローパーの2024：1億9000万円 カルタエンブルハーダの2024：1億1000万円 サミターの2024：1億1000万円 チェリーコレクトの2024：1億円 ナスティアの2024：1億円 アトミカオロの2024：1億円