<挑め!心一つに・’24センバツ田辺>マネジャー紹介 /和歌山
◇熱入る選手たちに期待 吉田奈穂さん(2年) 小学3年で始めた少年野球では三塁を守り、中学ではソフトボールで遊撃手だった。高校は母の出身校である田辺に進学し、「マネジャーとして選手を支える」と入部した。公式戦で勝った時のベンチの雰囲気が好きという。「甲子園が決まってからみんな熱が入っている。いつも通りやってほしい」と選手たちに期待している。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち ◇代打のヒットうれしい 中谷愛美さん(2年) 少年野球チームに小学4年の時に入部し一塁手を務めた。その時から高校では野球部のマネジャーになることを夢見ていた。試合で勝つと喜ぶが「代打の選手がヒットを打つとよりうれしい」と笑う。昨秋は市和歌山や智弁和歌山を倒した。「強いチームでも臆さない。甲子園でもいつものようにプレーして」と活躍をサポートする。 ◇父の後を追い甲子園へ 野田愛莉さん(2年) 1995年の夏の甲子園に田辺の2年生だった父が出場した。自身も野球が好きで近くで携われるマネジャーになる決心をし、公式戦のアナウンスなどを担当。「スタンドでの応援が好き」と魅力を語る。「有名な高校ばかりだが一人一人がベストを尽くしてほしい」。父が出場した甲子園でマネジャーとして選手を支える。 ◇縁深い聖地、仲間見届け 中家朱梨さん(1年) 叔父は智弁和歌山で夏の甲子園優勝、兄は三重で夏の甲子園に出場した。兄の応援に駆けつけた時の球場の印象は「グラウンドがきれいだった」。次は自分がマネジャーを務めるチームが出場することになり、甲子園とは縁が深い。「選手には楽しんで、満足できるプレーをしてほしい」。仲間の雄姿を見届ける。