山川穂高、西川龍馬…去年のFA宣言選手は活躍したのか? 宣言前と宣言後の成績を比較してみた
NPBは14日、FA宣言選手9人を公示した。海外FA宣言が2人、国内FA宣言が7人で、昨年比では2人増。昨年は広島からFA宣言してオリックスに移籍した西川龍馬外野手や、西武からソフトバンクに移籍した山川穂高内野手など、メジャー挑戦を含めて4人がFA宣言から他球団に移籍したが、宣言残留を含めた全7選手の宣言前の成績と宣言後の成績を比較した。 西川龍馬外野手(広島→オリックス) 23年 109試合、打率.305、9本、56打点 24年 138試合、打率.258、7本、46打点 石田健大投手(DeNA残留) 23年 23試合、4勝9敗、防御率3.97 24年 6試合、2勝3敗、防御率3.38 山﨑福也投手(オリックス→日本ハム) 23年 23試合、11勝5敗、防御率3.25 24年 24試合、10勝6敗、防御率3.17 平井克典投手(西武残留) 23年 54試合、4勝3敗28ホールド、防御率2.55 24年 13試合、0勝0敗4ホールド、防御率4.66 山川穂高内野手(西武→ソフトバンク) 23年 17試合、打率.254、0本、5打点 24年 143試合、打率.247、34本、99打点 田村龍弘捕手(ロッテ残留) 23年 78試合、打率.166、2本、19打点 24年 51試合、打率.200、0本、14打点 松井裕樹投手(楽天→パドレス) 23年 59試合、2勝3敗39セーブ8ホールド、防御率1.57 24年 64試合、4勝2敗9ホールド、防御率3.73 移籍組ではオリックスに移籍した西川は試合数こそ伸ばしたが、打率、本塁打、打点とも悪化した。逆に宣言前が不祥事による影響で17試合出場だったソフトバンク・山川は、新天地で復活を遂げている。また、宣言残留組はいずれも試合数などの成績を落としていた。
中日スポーツ