【深ヨミ】30作超の連続シングルセールス首位を継続中 Hey! Say! JUMPの地域別の販売動向を調査
2024年10月7日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、Hey! Say! JUMP『UMP』が221,762枚を売り上げ、首位を獲得した。(集計期間2024年9月23日~9月29日)。 その他の画像 『UMP』は、前作『DEAR MY LOVER/ウラオモテ』から約1年4か月ぶりのリリースとなったシングル。Hey! Say! JUMPはBillboard JAPANが集計を開始した2008年以降リリースした33作のシングル(Hey! Say! JUMPとA.Y.T./Hey! Say! JUMPと山田涼介名義を含む)で首位を獲得しており、本作もその記録を継続中だ。 ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し、Hey! Say! JUMP『UMP』の販売動向を調査した。 まず、『UMP』の初週地域別販売比率を調査し、グラフ化したものが図1()である。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2024年に入ってから販売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。 全シングルを比較すると、関東地方が36.1%(以下かっこ内全シングル:55.4%)、近畿地方14.1%(15.0%)と2大都市圏を含む地方が低くなっている。一方他の全ての地方では伸びており、特に、九州地方12.3%(6.5%)、四国地方4.0%(1.2%)、中国地方5.2%(2.6%)と、九州地方は中部地方を抜き、近畿地方に迫る全国3位の販売比率となっている。また、四国地方は全シングルの3倍以上、中国地方も2倍以上の比率となっており、特に西日本で非常に強い結果がでている。 一方、中部地方11.9%(9.7%)、北海道5.1%(2.9%)、甲信越地方3.8%(1.8%)についても全シングルと比較すると高い比率となっていて、西日本に目が行きがちだが全国幅広く支持を得ているのがわかる。 特に西日本を中心とした人気の強さと、北海道から九州まで広く知名度を獲得している事が、Hey! Say! JUMPがこれまでリリースしたシングルが首位を獲得し続けている理由だと考えられる。今後もHey! Say! JUMPの動向に注視したい。
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