「うちの店も燃えた」北九州市八幡東区の飲食店街で次々に延焼 5時間半後にようやく鎮火 火元の店は無人だったか 福岡
FBS福岡放送
5日夜、北九州市八幡東区で飲食店などが入る建物が次々と延焼しました。消防は当初、10棟が焼けたと発表しましたが、その後、8棟と分かったと訂正しました。
消防と警察によりますと、5日午後9時すぎ、北九州市八幡東区中央で「スナックから出火している」などの119番通報が相次ぎました。
火元は木造2階建てのカラオケ喫茶の店舗兼住宅で、消防車など23台が消火にあたりましたが、火は周辺にも延焼し、計8棟を焼いて約5時間半後に鎮火しました。ケガ人はいませんでした。出火当時、火元の店に人はいなかったということです。
■被害にあった店の店主 「(出火から)15分後にはすごいことになって、うちの店も燃えていたからびっくりした。やっぱりみんな、古いところだから気を付けていたとは思うけれど、こんなに一気になるとは思いませんね。辛いですね。」
北九州市ではおととしに小倉北区の旦過市場周辺で2度、そしてことし1月には小倉駅近くの鳥町食道街周辺で大規模な火事がありました。
今回被災した方によりますと、この飲食店街でも木造の古い建物が多く、火事に気をつけないといけない、と話していたということです。
出火原因はまだ特定されておらず警察と消防が調べています。