実はGWに片づけをするとメリットだらけ!? 今こそ片づけをやっておくべき理由
こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。 イベントに最適なシーズンのGWですが、じつは片づけにもおすすめの時期。暑すぎず寒すぎず、動きやすいという気候はもちろん、新年度から1ヵ月が経過して生活のリズムが定まり始めるときです。今のうちにしっかりと生活の基礎を作っておけば、これから忙しくなって少しリズムを崩しても、すぐに立て直すことができます。 即あか抜け! お金をかけずに「おしゃれな部屋!」と思わせる3つのルール 大きく生活が変わる新年度は、自分や子どもや家族が落ち着くのにちょっと大変ですよね。でも、ここできちんと片づけられないと、生活のリズムをつかみきれないまま1年を終えてしまうことでしょう。いつも家がきれいな人と散らかってしまう人の差は、この時期に生まれると言っても過言ではありません。 GWに片づけることのメリットを、詳しくお話しします。
今年度の基本的なモノがそろって片づけやすい
子どもの幼稚園・保育園や小学校の進級などが終わり、新たに必要なモノがそろったと思います。前回までのお話の中でも、クレヨン・色鉛筆・絵の具などの文房具や教科書・ノートなど、事前に増えるとわかるモノは春休みのうちにスペースを作っておいた方がいいことをお伝えしてきました。 でも、新しいクラスが始まってから、増えることを始めて知ったというモノはありませんか?例えば、私が主宰する「家庭力アッププロジェクト®」の卒業生の中には、「今年から国語辞書と漢字辞典の2冊も用意することを4月の保護者会で知った」という人がいます。小学生の子どもの進級に合わせて新しい教科書などを置く場所を想定していたものの、さらに2冊分の厚い辞書のスペースが必要になりました。 また、春になって衣替えをしてみたら子どもの服がサイズアウトしていた、ということは多くの方が経験されていると思います。サイズの大きな服をそろえると、それまでの収納では入りきらないこともあり得ます。例えば、1つの引き出しにTシャツを6枚入れられていたのに、大きなサイズにしたら4枚しか入らないかもしれません。この場合も、快適に生活するために片づけと収納を見直すチャンスです。さらに、小さくなった服をリサイクルするのか、処分するのか、下の子のために保管するのか、なども考える必要がありますね。 このように、春から増えたモノについても、1つずつ定位置を作ってあげることが大切です。モノを使う頻度、よく使う人の目線や取りやすい高さ、戻しやすさなどを考えて決めていきましょう。