【速報】兵庫県知事選は11月17日に投開票実施 30日失職の斎藤前知事や前尼崎市長らが出馬予定 衆院選が11月10日の場合は変更して“W選”の可能性も
兵庫県の選挙管理委員会は30日、斎藤元彦前知事が不信任決議を受け失職したことに伴う兵庫県知事選挙について、10月31に告示し、11月17日に実施すると発表しました。 選挙管理委員会によると、11月17日を投開票日に決定する一方、衆院選の日程が11月10日に実施される場合、告示日と投票日を1週間前倒しし、10月24日を告示日、11月10日を投票日に変更する場合があるとしています。 選挙管理委委員会は会見を開き、「兵庫県のリーダーを選ぶ重要な選挙。有権者におかれては、誰がリーダーにふさわしいか十分に吟味して、1人でも多くの方に投票してほしい」と語りました。
■斎藤前知事は失職直後に街頭活動 前尼崎市長「県政の混乱このままにできない」
パワハラなどの疑惑をめぐり、県議会による不信任決議を受け、斎藤前知事は議会の解散ではなく、失職し出直し選挙に出馬する意向を表明し、30日午前0時に自動失職しました。 失職直後の30日朝、斎藤前知事は神戸市須磨区のJR須磨駅前に姿を見せました。斎藤前知事は一連の疑惑に対する説明や公約などを訴えるのではなく、通勤・通学する駅の利用者らに「おはようございます」と頭を下げての挨拶を繰り返しました。斎藤前知事は「反応は厳しい声もあれば、頑張れという声もある。朝立ちは毎日続けたい」と語りました。
知事選には斎藤前知事に加え、前尼崎市長の稲村和美氏が立候補を表明しています。稲村氏は政党の支援は受けずに、出馬する予定で、「県政の混乱をこのままにできない」とコメントしています。
また、医師で無所属の大沢芳清氏が「共産」の推薦を受けて出馬する予定のほか、県議議会最大会派の「自民」と第二会派の「維新」もそれぞれ独自候補の擁立を目指しています。
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