ひき逃げ死傷事件でトルコ国籍の18歳男を逮捕 乗用車で2人乗りバイクと衝突 「怖くなって逃げた」
埼玉県川口市の市道交差点で23日、同市の建設作業員の男性(17)と男子高校生(16)が乗ったミニバイクと乗用車が衝突し、男性が死亡したひき逃げ死傷事件で、県警交通捜査課と川口署は27日、自動車運転処罰法違反(無免許過失致死傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、トルコ国籍のアルバイトの男(18)=同市=を逮捕した。 17歳死亡…バイクで2人乗り中、車と衝突 深夜の交差点、16歳の高校生は意識不明 救護せず去った車
逮捕容疑は23日午後11時35分ごろ、川口市前川3丁目の交差点で、無免許で乗用車を運転し、ミニバイクと衝突して男性を死亡させ、そのまま逃走した疑い。男子高校生も頭などに重傷を負った。「無免許で運転して事故を起こした。怖くなって逃げた」と容疑を認めているという。 同課によると、男は事故から約1時間後に現場に戻り、県警が事情を聴いていた。26日夜、父親と共に出頭した。現場付近には車の部品が遺留されており、男が運転していた車のものと同一だった。車は他人名義で、同課は詳しい事故原因や経緯を調べる。