明治大学vs.慶應義塾大学、開幕2戦目で「紫紺」と「黒黄」が激突。ラグビー関東大学対抗戦
その他の控えはHO金勇哲(4年)、PR伊藤潤乃助(3年)、FL大川虎拓郎(2年)SH田中景翔(2年)、8月は日本代表活動に参加したWTB海老澤琥珀(2年)が入った。
開幕2連勝を狙う明治大学としてはSH柴田、SO伊藤のハーフ団がFWを前に出しつつ、前節同様に今季もチームの武器となっているスクラム、ラインアウトからのモールでプレッシャーをかけて主導権を握りたい。
一方の慶應義塾大学は茨城・ケーズデンキスタジアム水戸で、昨年4位の筑波大学と開幕戦を行い、12-34と黒星スタートとなってしまった。先週の試合から青貫浩之監督は、BKの1人の交替にとどめた。
FWの8人は変わらず、PR成田薫、PR吉村隆志、キャプテンHO中山大暉、LO中矢健太、LO浅井勇暉とフロントファイブは4年生で固めてきた。FLはルーキーの中野誠章(桐蔭学園)と田沼英哲(4年)の2人、NO8には冨永万作(4年)が入った。
続いてBKだ。ハーフ団はSH橋本弾介、SO大川竜輝の3年生コンビで、CTB陣は山本大悟(3年)と1年のCTB田村優太郎(茗渓学園)が入った。
バックスリーはWTB廣瀬暸(4年)は変わらず、WTB松田怜大(2年)がベンチに下がり、WTB渡邉匠(4年)が先発する。最後尾のFBには引き続いてルーキーの小野澤謙真(静岡聖光学院)が入った
他にフィニッシャーとしてHO山田空太(4年生)、1年のPR井吹勇吾(桐蔭学園)、同じく1年のPR中谷太星(東福岡)、LO矢崎隼太(3年生)、FL米津幸治(4年)、SH小城大和(4年)、CTB村田紘輔(4年)が入った。
前節は後半に得点を挙げられず、失点を重ねてしまったことが響いた慶應義塾大学。開幕2連敗を避けたい明治大学戦は、4年生を中心としたFWのセットプレーと、前に出るディフェンスでロースコアの展開に持っていき、好機でしっかり得点を重ねて勝機を見いだしたい。
昨年までは11月に行われることの多かった「明慶戦」。今年は9月の2試合目と対抗戦序盤での激突となった。今年もFW戦で優位を見せる明治大学か、4年生を中心にまとまりのある慶應義塾大学か。