【ガーデニングスケジュール12月】初冬に咲く〈初冬の花オススメ5選〉 &庭やバラのお手入れ
北風が冷たく感じる季節になってきました。赤や黄色に彩られた紅葉も風に舞い、周りはすっかり冬景色に。 【写真付きで記事を読む】バラの植え付けや誘引、草木の剪定など、春を迎えるための初冬の庭仕事をチェック 本格的な寒さが訪れる前に、今年最後のガーデニングを楽しみたいものです。 今回は12月にやっておきたい草花とバラのお手入れを紹介します。12月に咲く花も参考価格とともに見ていきましょう。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【12月の草花】冬のお手入れ〈5つのポイント〉
●多年草の切り戻し 常緑のまま冬越しするものは古い葉や混み合った葉を取り除いたり、大きく伸びた枝を切ったりして、コンパクトに見映えよく整えておきます。 土の中に根が残ったまま地上部だけが枯れるものは、枯れた葉や茎を地面近くまで短く切り戻しましょう。 ●マルチング 雪や霜で根が傷まないように、地面にマルチングをして保温します。マルチング材には腐葉土やマルチバーグなどがオススメ。 土の中にある根を凍結から守るとともに、春に向けて新しく伸びてくる新芽も保護する効果があります。 ●樹木の剪定 落葉樹は葉を落とすと枝ぶりがハッキリと見えるようになります。長過ぎる枝や不要な枝があれば切り落としておきましょう。 木が高くならないように太い幹を切ったときは、断面に癒合剤を塗って雨水や病原菌が入らないようにします。 ●水やり 地植えにしている植物は、寒い季節の水やりはほとんど必要ありません。鉢植えの場合は土が乾燥していたら、ときどき水をかけてあげましょう。 夕方に水やりすると夜の間に水が凍ってしまうことも。必ず晴れた日の午前中に済ませましょう。 ●室内への取り込み 耐寒性が低い植物は日が当たる暖かい場所に移動するか、室内に取り込んでおくと安心です。室内で管理する場合も、ときどき日光浴をさせてあげるのを忘れずに。 過保護にならないように、冷たい外気に触れさせることも大切です。
【12月のバラ】お手入れ〈5つのポイント〉
●大苗の植え付け 冬はバラの植え込みという大切な作業が待っています。新しい苗を庭に迎え入れるという楽しいひととき。バラの大苗を購入したら早めに植え込みましょう。 植え付けた後は念のために寒冷紗などで防寒対策を施しておくと安心です。 ●ツボミや花の摘み取り 温暖な地域では12月に入ってもツボミが出てくることも。ただそのままにしておいても花が開かないことが多いので、思い切って摘み取るのがオススメです。 咲き続けている花もそろそろ終焉の時。早めにカットして来春までのエネルギーを温存しましょう。 ●つるバラの剪定と誘引 12月はつるバラの誘引に最適な時期。寒くなると枝が硬くなって誘引しにくくなるので、枝に柔軟性がありしなやかに曲げられるうちに好みの形に整えます。 不要な枝葉を取り除き、新芽が多く出るようにできるだけ水平に伸びるように誘引するのがコツです。 ●落ち葉の掃除 枯れて地面に落ちた葉には、病気にかかっているものや害虫が葉の裏に隠れているものがあります。そのままにしておくと翌年に影響を及ぼすので、拾い集めてキレイに掃除しておきましょう。 ●水やり 冬は休眠期に入り生育をストップするので、地植えの場合水やりをしなくても大丈夫。鉢植えのバラで土がカラカラになっていたら、暖かい時間帯に水を与えましょう。