ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、クリスマスカードをお披露目 一家でのピクニック写真をチョイス
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が現地時間12月19日(木)、SNSで「クリスマスと新年、おめでとうございます」というメッセージと共にカードを投稿した。今年カードに使われたのは、今年9月に皇太子妃ががんの化学治療を終えたことを発表したときの動画のワンシーン。一家が休暇を過ごす別邸アンマーホールのあるノーフォークでピクニックに出かけた様子を写したものを選んでいる。今年の一家にとって一番嬉しい瞬間を象徴する1枚と言えそう。皇太子妃を中心に皇太子とジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が笑顔で寄り添っている。 【写真】ロイヤルファミリーが贈った、24枚の心温まるクリスマスカード
ちなみに関係者によると、ジョージ王子ら3人はすでに学校が終了。クリスマスを過ごすためにこのアンマーホールに移動しているそう。現地時間12月19日(木)にはバッキンガム宮殿でチャールズ国王が毎年恒例のクリスマスランチを開催したが、一家は欠席。一足早く一家で冬休みを始めているとか。
今月初めに皇太子妃はウェストミンスター寺院でチャリティコンサート、クリスマスキャロルを主催。会場ではパフォーマーに「昨年の今頃は、今年がこんな年になるとは思ってもいませんでした」と心境を語っていたそう。伝記作家で王室に詳しいサリー・ベデル・スミスは雑誌『ピープル』に「皇太子妃は公の場所への復帰をとてもうまくコントロールしている。彼女は自分にとって最善のことをしている」とコメント。王室の関係者も「命に関わる病気は、人生の優先順位を改めて考えさせ直すものだ。皇太子と皇太子妃は家族が一番大切だということを常に明らかにしている」と語り、皇太子妃が家族を優先しつつ、公務に復帰したいと考えていることを明かした。イギリスマスコミはこれまでのように連日、公の場所に登場するような激務には戻らないという見方を強めている。今年は激動の年だった英国王室。来年は皇太子妃をはじめ、一家がどんな表情を見せてくれるのか楽しみにしたい。