「大変です本当に…」ガソリン値上げで来月には1リットル180円超!?雪国・青森県は負担増懸念 家計にとっても厳しい冬に
RAB青森放送
ガソリンや灯油があすから全国で値上げされます。 県内ではガソリン1リットル当たり5円から7円の上昇が見込まれ、家計への負担増加を心配する声が聞かれました。 ★青森放送 木下玲斗記者 「こちらのガソリンススタンドには朝から多くの利用者が訪れています」 青森市の「小鹿産業セルフ青葉店」です。 石油情報センターによりますと今月16日現在、県内のレギュラーガソリンの小売価格は1リットルあたり171円4銭。 年間は170円程度で推移しています。 ただ政府は石油元売り会社に支給する補助金をあすから段階的に縮小します。 仕入れ価格の上昇でガソリンの価格はあすにはおよそ175円程度に、来月16日以降は180円程度まで値上げされる見込みです。 店では値上げまえの給油を呼びかけ、朝から駆け込む利用客が多く見られました。 心配しているのは家計への負担増加です。 ★利用客 「ガソリンだけじゃないので食品でも何でもどこに行っても値上げ値上げなので全体的に厳しいですね」 「冬は特に灯油とかもかかりますしさらに厳しいです」 「(負担は)増えるでしょ絶対 大変です本当に…」 「もう(価格は)下がって欲しい」 ガソリン価格を巡っては、自民・公明・国民民主の3党が、ガソリン税に上乗せされている暫定税率を廃止することで合意しました。 価格が大きく下がる可能性もありますが廃止時期は決まっておらず、家計にとっても厳しい冬となりそうです。