クルーズ船などが寄港する金沢港で国際テロリストの侵入や危険物の持ち込みを防ぐための訓練が行われ警察や金沢海上保安部などが制圧までの流れを確認しました。 訓練には検疫や税関などを担う10の機関からおよそ60人が参加。金沢港に停泊したクルーズ船に海外でテロ爆破予告をしたテロ組織の構成員が乗っているという想定で行われました。 アナウンス「現在、税関の手荷物検査中に不審物様のものが発見された」 X線検査では男が拳銃1丁を所持していたことが分かり、逃げ出そうと暴れる男を警察官などが制圧しました。 福井明裕金沢海上保安部長： 「各機関のみなさんが自分の持ち場をしっかりとやっていただけたと思います。それをすべての流れがつながるように連携していきたいと考えております」 2025年4月に開幕する大阪・関西万博で県内でも人出の増加が見込まれるため金沢海上保安部などは今後も港の安全対策を強化する方針です。