熊本・サンロード新市街で「国際交流祭典」 各国の伝統音楽や衣装も
「第29回 熊本国際交流祭典」が10月27日、サンロード新市街(熊本市中央区新市街)で開催された。主催は熊本県国際協会。共催は新市街商店街振興組合。(熊本経済新聞) 【写真】当日の様子 「国際的な熊本 喜びを広げよう」をテーマに今年も開催。当日は家族連れなど約1000人が来場した。 ステージでは、アルゼンチンタンゴ、アルゼンチン民族舞踊のチャカレラ、アイリッシュ伝統音楽、ボリビアダンスなどを多国籍のアーティストが披露。演奏に合わせて観客が手拍子したり立ち上がって踊ったりするなど、盛り上がりを見せた。ボランティアとして参画した熊本外国人妻会や初めて熊本を訪れた観光客もステージに上がり、インタビューを受けた。 来場客は、世界各国の食品、雑貨、物産品を販売する「バザー」コーナー、国際団体の活動紹介を行う「パネル展示」コーナー、民族衣装の着付けなどができる「異文化体験」コーナー、外国人ボランティアと交流する「フェイスペインディング」コーナーも楽しんでいた。 同協会の酒井陽子事業部長は「長年継続できている原動力は当会員の絆、学生・外国人・一般ボランティアの活躍、観客の協力。国際交流が進む熊本で、言葉は違っても楽しめる参加交流型のイベントをもっと増やしてもらえれば」と呼びかける。
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