フィギュア=フランク・キャロル氏死去、クワンら名選手育成
[10日 ロイター] - フィギュアスケートで数多くの名選手を育てたことで知られるフランク・キャロル氏が9日に死去した。85歳だった。 キャロル氏はコーチとして60年近くに渡って選手を指導。教え子にはバンクーバー五輪で金メダルのエバン・ライサチェク(米国)や、ソチ五輪で銅メダルのデニス・テン(カザフスタン)など、世界選手権や五輪でメダルを獲得した選手も多い。 キャロル氏の下で世界選手権優勝4回、長野五輪で銀メダルのミシェル・クワン(米国)は「フランクは10年以上も私の側にいて、私が最高のスケーター、最高の人間になれるよう指導してくれた。長年に渡り、氷上以外でも単なるコーチ以上の存在だった」と米紙USAトゥデーに寄せたメッセージで感謝を示した。