ガソリン価格が19日以降値上がり…満タン駆け込みドライバーも ガソリン補助金縮小で今後は”10円程度”値上がり見込み 暖房で使用する”灯油”や”重油”の価格も上昇
2022年から続いてきた政府によるガソリンの補助金が、19日から段階的に縮小され、年始にかけ大幅に値上がりします。18日は、駆け込みで車のガソリンを満タンにする人の姿もみられました。 また、冷え込みが強まるなか、暖房で使用する灯油や重油の価格も上がる見込みで、今後の生活への影響が懸念されます。 【写真を見る】ガソリン価格が19日以降値上がり…満タン駆け込みドライバーも ガソリン補助金縮小で今後は”10円程度”値上がり見込み 暖房で使用する”灯油”や”重油”の価格も上昇 18日、米子市内のガソリンスタンド。 レギュラー1リットルあたりの価格は184円でした。 18日発表された、16日時点のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で175.8円となり、6週連続の値上がりとなりました。 鳥取県は181.4円、島根県は180円となりましたが、この価格が19日以降上がります。 松本油店 販売部SS課 新岡亮 課長 「あすから政府の補助金が縮小ということで、5円程度上がると思われます」 国による補助金が段階的に縮小されるため、19日以降5円程度、来年1月16日以降はさらに5円程度上がり、合計10円程度上がるとみられています。 車社会の山陰に住む人にとっては影響が懸念されます。 客は 「小さな会社をやっているんですけど、きょう全員にガソリン入れさせて。仕方がないね。そういう時代だから」 客は 「仕事で市内とか境港とか回るんですけど、3~4日で空になるんで、運賃はけっこう高くなります」 また、影響は車を運転する人だけでなく… 松本油店 販売部SS課 新岡亮 課長 「軽油・灯油・重油、全ての油が上がりますので、配達するような車両や工事現場の軽油であったり、施設の灯油・重油っていうのもいま混雑しているところです」 石油情報センターによりますと、補助金縮小の影響が店頭価格に反映されるまでには時間差があるため、来年2月半ばぐらいまでに10円程度値上がりするとみられるということです。
山陰放送