めざせ観光農園 “信州産コーヒー”収穫 エンジン用ピストンで国内シェアNo.1メーカーが挑戦 電気自動車の普及でピストンの先細り懸念…社員から出た意見で「農業への進出」
収穫した社員: 「この木すごくいっぱいなっています。これ(コーヒー)が長野県でできるとは思えないですよね」 収穫した社員: 「初体験、超うれいしい。思ったより、完熟しているのか、ぽこぽことれます」 今年の出来は? コーヒー栽培専従・竹内仁士さん: 「(収穫量は)予想以上、うれしい想定外ですね。去年に比べると実も大きいので、中にある種もかなり大きいと思うので、品質的にはいいものが取れているかな」
■1.2キロ収穫
コーヒーの木1本ずつの収穫量を記録するため計量します。 コーヒー栽培専従・竹内仁士さん: 「個体差があるので、この木の特徴とか癖とか、この木はこういうことをやらないとだめだというマップを作って、じゃあこの木にはこうやろうということを決めていく」 この日の収穫量1.2キロでした。
■フルーティーさ増す製法にトライ
コーヒー栽培専従・竹内仁士さん: 「今回は水を全く使わない精製をやります、ここに入れてください。干物を作るやつね」 実は果肉を付けたまま干し網で1カ月ほど乾燥させます。ナチュラル製法と呼ばれものでこうするとフルーティさが増すそうです。 コーヒー栽培専従・竹内仁士さん: 「果肉をそのまま乾燥していくので、種に果肉の甘さが入っていく。まず一段回目、ここで味が決まる」
■上田の観光にも貢献できたら
商品化にはまだまだ時間がかかりますが、アート金属では、一般向けの収穫体験や今回収穫したコーヒーの試飲会を検討しています。 コーヒー栽培専従・竹内仁士さん: 「できるだけ多くの人に、上田で作ったコーヒーを飲んでいただいて、(いずれは)気軽に農園に来てもらい、コーヒーを見て、収穫体験をして観光にも貢献できれば」
長野放送
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