志村けんさん所属事務所悲しみの報告 お別れの会は遺族と相談
志村けん(本名・志村康徳)さん(享年70)の死去について所属事務所が30日、マスコミ各社向けのFAXで正式に発表した。
朝ドラ「エール」出演も決まっていた
所属事務所は「弊社所属タレント 志村けん(本名=志村康徳)が、令和2年3月29日午後11時10分、新型コロナウイルス肺炎のため、満70歳で逝去いたしました。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と悲しみの報告。 通夜・葬儀は、近親者のみにて執り行われるという。また、「誠に勝手ながら、ご香典・ご供花・ご供物の儀も、固くご辞退申し上げます」とのこと。「お別れの会」等の実施については遺族と相談の上、決定次第、連絡するという。 志村さんは、きょう30日スタートしたNHK連続テレビ小説「エール」にも4月下旬の第5週から登場予定だった。すでに一部は収録されたが、志村さんの回復を待って次回撮影は延期していたという。また、12月公開予定の映画「キネマの神様」(山田洋次監督)では菅田将暉とのダブル主演という形で自身初の映画主演を飾るはずだったが、26日に辞退することが発表されていた。 新型コロナウイルスの感染拡大は、日本の芸能界の大スターをも奪ってしまった。 (文・志和浩司)