楽天 高田、清宮、桜井、吉川に戦力外通告 育成含め計8人 チーム防御率はリーグ最下位に低迷 投手陣再建へ
楽天は5日、高田孝一投手、桜井周斗投手、吉川雄大投手、清宮虎多朗投手に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。また育成枠では小峯新陸投手、竹下瑛広投手、柳沢大空、大河原翔外野手に戦力外通告を行った。 【写真】戦力外となった清宮は今江監督とガッチリ握手 目をしっかり見つめて別れのあいさつ 高田は即戦力として期待され、2020年ドラフト2位で楽天に入団。21年にプロ初登板初先発を果たすも、その試合で危険球退場処分を受け、わずか16球、2/3回で降板。今季は5試合の登板で0勝1敗、防御率6・97。プロ通算でも17試合の登板にとどまった。 清宮は力強いストレートを武器として春季キャンプから注目され、今季開幕直後に支配下登録を勝ち取った。だが1軍では3試合の登板にとどまり防御率12・00だった。桜井は昨オフの現役ドラフトでDeNAから移籍。8試合の登板で防御率8・44と結果を残せなかった。 吉川は13試合に登板するも防御率5・40。支配下で戦力外通告を受けた4人はいずれも投手。楽天はここまでチーム防御率3・77はリーグ最下位に低迷。来季に向け、投手陣の再建が求められることになりそうだ。