【一生モノの腕時計】ピアジェ創業150周年記念。1979年誕生の「ピアジェ ポロ」が復刻
ピアジェが創業150周年を記念した新作「ピアジェ ポロ 79」を発表。2024年9月に発売予定だ。 【写真】一生モノの腕時計|ピアジェが創業150周年を記念した新作「ピアジェ ポロ 79」の画像をもっと見る
エレガントなドレスウォッチで知られていたピアジェ(PIAGET)がスポーツウォッチを生み出したのは1979年のこと。誕生の理由を当時、イヴ・ピアジェは次のように語っている。 「以前はドレスウォッチを好む顧客からのさまざまなリクエストに応えていましたが、今はスポーツを好むお客様が増えています。ライフスタイルの転換期が来ています。顧客はスポーツをする時もスタイリッシュでありたい、いいウォッチを着けたいと思っている。だからピアジェは防水性が高く衝撃に強いスポーツラインを作ったのです」 この新しい“需要”に対する答えとして誕生したのが「ピアジェ ポロ」だ。そして、創業150周年を記念する今年、ピアジェのスピリットはそのままに初代モデルが「ピアジェ ポロ 79」として蘇った。
他とは一線を画すモダンなデザイン
1970年代、スイスでは名だたるウォッチブランドがエレガントなスポーツウォッチを次々と発表したが、そのほとんどがステンレススチール製。ケースとブレスレットを完全に一体化し全体をゴールドで仕上げた「ピアジェ ポロ」は、モダンデザインの傑作として高い評価を得た。 また、クオーツでも手巻きでもピアジェが得意とする薄型ムーブメントを搭載。初期モデルに搭載された「7P」は、当時世界で最薄のクオーツムーブメントだったが、1980年代初頭には、さらに薄い1.95mmの「8P」が登場。一方で、伝説的な手巻ムーブメントのキャリバー「9P」を搭載したモデルもある。
今回復刻される「ピアジェ ポロ 79」は、細かなアップデートを加えつつ、オリジナルのデザインを忠実に踏襲。ピアジェ自社製薄型手巻ムーブメント「1200P1」を採用し、38mmのサファイアケースバックからその美しい姿を眺めることができる。