あまりにも残念…。ユーロ2024、グループリーグ期待ハズレの選手(10)16歳の神童を止められず…。シティで覚醒したはずが
現地時間6月26日にEURO2024(ユーロ2024)のグループリーグ全日程が終了した。イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリのように評価を大きく上げた選手もいれば、低調なパフォーマンスに終わった選手もいる。今回は、出場国の中で期待外れに終わった選手をピックアップして紹介する。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024(EURO2024)
DF:ヨシュコ・グヴァルディオル(クロアチア代表) 生年月日:2002年1月23日 グループリーグ成績:3試合0得点0アシスト ヨシュコ・グヴァルディオルは2023/24シーズンの終盤に左SBとして急成長を遂げた。チームメイトとポジションを入れ替えながら前線へと攻撃参加し、ストライカー顔負けのフィニッシュの精度でマンチェスター・シティをプレミアリーグ優勝に導いた。 クロアチア代表として出場した今大会は、スペイン代表との1戦目とイタリア代表との2戦目で左SBとして、アルバニア代表との2戦目はCBとして出場した。最終ラインの軸として期待されていたが、いずれの試合でも満足のいくパフォーマンスを披露することができなかった。 クロアチア代表は左SBの駒不足という問題を抱えている。本来はグヴァルディオルをCB起用したいところだが、現代表には一列前のイバン・ペリシッチ、もしくは対人守備で不安を抱えるボルナ・ソサ(アヤックス)しかおらず、守備のことを踏まえると、この若きDFをレフトバックで起用するしかない。 それを踏まえて、スペイン代表との初戦ではラミン・ヤマル対策としてグヴァルディオルが左SBとして起用されたが、肝心な彼も16歳の神童に大苦戦。何度もドリブル突破を許し、フィルターとなることができなかった。その他の試合でも効果的なプレーは少なく、敗退の仕方からも不完全燃焼のまま自身二度目のユーロが終わりを告げた。
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