伝説のナンバー“34”を纏え! アライ RX-7Xに新グラフィック「シュワンツ 30th」登場
ヘルメットメーカー「ARAI」から、RX-7Xの新グラフィックモデル「SCHWANTZ(シュワンツ) 30th」が発表。伝説的ライダー、ケヴィン・シュワンツを称えた記念モデルとなり、価格はソリッドモデルから8800円アップの7万2600円となる。アライのトップモデルであるRX-7Xの情報も交えてご紹介していこう。 【画像】Arai RX-7X シュワンツ 30thをギャラリーで見る(9枚)
最高峰モデル「RX-7X」に最高峰レーサーの象徴が輝く!
言わずと知れた世界的ヘルメットメーカー、アライ。現行トップモデルのRX-7Xは、アマチュアからプロレーサーまで幅広く愛用されているフルフェイスヘルメットだ。そんな最高峰のモデルと、最高峰のライダーがコラボレーションを果たした。 「RX-7X シュワンツ 30th」は、シュワンツが1993年のWGPチャンピオンに輝いてから30周年の記念として発表されたモデル。デザインは当時シュワンツが「チーム ラッキーストライク SUZUKI」に在籍していた際に使用していたヘルメットのオマージュであり、前から後ろへと流れるレースフラッグやカラフルなカラーリングなど、彼のエキサイティングな走りを象徴しているようにも見える。 シュワンツといえば、“34”のゼッケンナンバーを愛用していたことで有名。長年使用されたその番号は、WGPで初となる永久欠番として歴史に刻まれている。そんな伝説的ゼッケンナンバーが、今回のグラフィックモデルにも印字された。
────────── アライの最高峰シリーズRX-7X ────────── RX-7Xは、MOTO-GPレースからの膨大なフィードバックを受けたアライの最高傑作。高次元の静粛性と操作性を兼ね備えたダクト、エアロパーツなどが大きな特徴で、レースでの最高速を目指して設計されている。ヘルメット後部のエアロ・フィンは、後方の乱気流を整え、安定性の向上を実現させた。同時にRX-7Xのデザイン的象徴とも言えるだろう。 さらにシールドやメガネが曇りにくくなるエアーチャンネルや、ヘルメットの内部環境を快適に保つNEノズルなど、まさに快適性もトップレベルなヘルメットなのだ。 ────────── 伝説的ライダー、ケヴィン・シュワンツ ────────── ケヴィン・シュワンツは、1984年から1995年に活躍したアメリカ、テキサス州出身のオートバイレーサー。激しくスリリングなライディングで人気を博し、88年から94年の間、人気ナンバー1レーサーとして輝き続ける。ヨシムラスズキの契約ライダーとしてAMAデビューを飾り、スズキのエースとして走り続け、引退するまでにGP通算25勝を記録した。 伝説的ナンバーと共に、エキサイティングなライディングを楽しんでみてはいかがだろうか。カラーは1色のみで、発売開始時期は未定となっている。
Webikeプラス編集部