[関西U-16 ~Groeien~]味方から頼られる選手に。大阪桐蔭はFW山本隼正が強さを発揮し、ターンからの一撃で先制点
[4.27 関西 U-16 ~Groeien~G2第1節 近大和歌山高 0-2 大阪桐蔭高 ダイセル播磨光都第3G] 【写真】「マジで美人」「可愛すぎてカード出る」現地観戦した女子アナに称賛集まる 関西地域のU-16の年代において、長期にわたるリーグ戦を通して選手の育成および指導者のレベルアップを図ることを目指す「関西U-16 ~Groeien~2024」のG2リーグが27日に開幕した。大阪桐蔭高(大阪)は後半の2得点によって、近大和歌山高(和歌山)に2-0で勝利。G1リーグ昇格へ、好スタートを切った。 前半は、互いにボールを保持しようとする中で競り負けて押し込まれる時間帯も。だが、反応鋭いGK藤原瑞や、ともに攻守で印象的な働きを見せていたCB天野滉大とCB釜山結人の両DFのところで封じるなど得点を許さない。 ボールを奪うと、グラウンダーの縦パスや前線で強さを発揮していたFW山本隼正へのロングボールにチャレンジ。また、MF上野琉空らがボールに係わり、サイド攻撃に結びつけていた。 0-0で迎えた後半14分、大阪桐蔭は右サイドでSB井上蒼琉とFW立松佑真がワンツー。井上のゴールライン際からの折り返しがDFに当たりながらもニアサイドの山本へ通る。山本は力強いキープから左足でターンし、左足シュート。得意の形の一つだという一撃でニアを破り、先制した。 大阪桐蔭はさらに20分、交代出場MF藤井佑希のサイドチェンジから上野を経由して再び、井上へ。攻守でハードワークしていた井上のロングクロスがファーサイドへ届く。これをMF山中結月が頭で決め、2-0とした。 殊勲の山本(大阪東淀川FC出身)はDFを背負いながらでもボールを収め、味方に繋ぐプレーを得意としている。今後はコンディション面や連係面を向上させ、先輩FW久瀬葵(3年)のようにどんなボールも収める選手へ。そして、「(味方に)頼られて、自分でもゴールしたり、アシストもできる選手になりたいです」と意気込んでいる。 練習参加した際に、雰囲気の良さや成長できる環境だと感じて大阪桐蔭へ進学。3年間の目標について、「まずは全国に行って、インターハイや選手権で全国制覇したいです」と掲げた。 その目標を達成するために、「関西U-16 ~Groeien~」で成長し、結果を残す考え。「まずは得点王を狙って、チームでも1位になって、全国やグロイエン(Groeien)1部(G1リーグ)に上げれるように頑張っていきたい」。そして、同級生のFW柿ケ原淳太のようにAチームに加わり、活躍することを目指す。
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