ソフトバンク 元巨人、西武のドラ1コンビが同日に戦力外通告 2年目の生海にも非情通告 今年1月に打球直撃で脳挫傷の診断
ソフトバンクは28日、育成選手の鍬原拓也投手(28)、斉藤大将投手(29)、佐藤琢磨投手(24)、小林珠維投手(23)、マイロン・フェリックス投手(24)に来季の契約を結ばないことを通達した。さらに、今年1月の自主トレ中に頭に打球が直撃し、左側頭葉の脳挫傷と診断され、復帰まで1年から1年半を要する見込みとされていた2年目の生海外野手(24)にも来季の支配下契約を結ばない旨を伝えた。 鍬原は2017年度ドラフト1位で巨人に入団した右腕で、巨人での6年間で80試合に登板して5勝5敗、防御率5・80。ソフトバンクに育成選手として入団した今季は1軍登板がなかった。 斉藤は2017年度ドラフト1位で西武に入団した左腕で、西武時代には通算32試合に登板して1勝4敗、防御率7・71。今年7月に野村大樹との交換トレードでソフトバンクに移籍したが、1軍登板はなかった。 かつてドラフト1位として指名され、活躍が期待された両投手が、同じ日に同じ球団から戦力外通告を受ける結果となった。