「試合勘大丈夫かなと」1か月ぶり出場の鎌田大地、心配を吹き飛ばす活躍! 初アシスト寸前の場面も。パレスは復調「明らかに…」
「今はすごいポジティブなエネルギーに溢れている」
現地時間12月15日に開催されたプレミアリーグ第16節で、鎌田大地が所属する17位のクリスタル・パレスは、三笘薫を擁する7位のブライトンと敵地で対戦。3-1で快勝を収め、今季リーグ戦3勝目を挙げた。 【画像】現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 三笘がフル出場した一方、3試合の出場停止明けとなった前節は出番なしに終わった鎌田は、2-0で迎えた60分から出場。1か月ぶりにピッチに立った。 すると、77分に自陣ペナルティエリア内で鋭いスライディングを繰り出し、ピンチを回避すれば、90分には絶妙な縦パスでエディ・エンケティアの決定機を演出。しかし、アーセナルから加入した背番号9はGKと1対1を仕留め切れず、日本代表MFのプレミア初アシストとはならなかった。 約30分の出場で存在感を示した鎌田は試合後、『U-NEXT』のインタビューに対応。まずブライトン戦自体をこう振り返った。 「前半の立ち上がりはかなりブライトンにやられていて、セットプレーで先制点を取れたのはチームとして大きかった。相手はリスクを負って前に来ないと駄目な状況になったので、自分たちのやりたいカウンターサッカーがよくできていたんじゃないかなと思う」 出場停止期間と代表ウィークが重なり、1か月もの間クラブでの試合から遠ざかっていた。試合勘やメンタル面はどうだったのだろうか。 「ヨーロッパに来てからこんなに試合に出なかったのは初めてと言っていいぐらいなので...怪我も基本的にはないし。試合勘大丈夫かなと思っていたけど、今は自分が出ていなくてもチームがまずは勝つことがすごい大事。ああやって2-0で(出番を)迎えられるようなことは、今シーズン中々なかったので、チームとしての雰囲気もすごい良い。 明らかに勝点も積み重ねられるようになってきているし、守備の部分もある程度整理できてきて、自分たちの強みをだいぶ活かせるようになってきている。シーズン最初、中々勝点を取れていなかった時は、チームとして自信の部分がなかったり、『なんか上手くいってないな』って感覚があったけど、今はすごいポジティブなエネルギーに溢れている」 チームの調子が上がってきているなかで、やはり期待されるのはプレミアリーグでいまだゼロのゴールとアシストだ。帰ってきた鎌田は、2024年中に待望の瞬間を迎えられるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部