無人駅が大にぎわい「畝傍駅音楽マルシェ」 飲食ブースや貴賓室公開も
奈良県橿原市八木町2丁目のJR畝傍駅の周辺で27日、「畝傍駅音楽マルシェ」(同実行委員会主催)があり、家族連れら多くの人が飲食や音楽などを楽しんだ。皇族らが列車待合のために利用した同駅貴賓室も公開された。 2021年10月に始まり、春と秋の年2回のイベントで、今回で7回目。メイン会場の同駅前では、駅舎軒下ステージで5団体がギター演奏やフォークソングなど披露。駅前広場には唐揚げ、アユの塩焼き、たこ焼き、カレーなどの飲食店や、雑貨店など合計14店舗が出店した。駅周辺を歩く「子どもスタンプラリー」などあった。 同実行委員長の末田泰介さん(39)は「イベントを楽しみにしてくれている人が増えている。畝傍駅は普段は無人駅になっているが、もっと多くの人が集まる場になれば」と話した。