松竹梅、良い年願い門松作り
クリスマスから正月へ―。新年が迫る中、各地の造園会社で門松作りが大詰めを迎えている。八戸市石堂4丁目の畑中造園土木(畑中一輝社長)では25日、職人たちが門松にしめ飾りなどを取り付け、縁起物の仕上げ作業に励んだ。 同社では44組の注文を受け、今月上旬から製作を始めた。大間町や久慈市からも注文が入ったという。 門松は高さは1・2メートルから1・8メートルまで。切り口が笑った口の形となる竹や鮮やかな緑色のマツ、寒さに耐えて花を咲かせるウメなどを飾っている。 26、27日に注文した企業や個人宅へ運び、門前に設置する予定。畑中社長は「門松は年神さまの目印になる物。製作だけでなく設置の作業も誠心誠意取り組み、来年が良い年になるよう願いたい」と話した。
デーリー東北新聞社