【別府競輪(ナイター)FⅡ】佐々木祐太 先輩からの秘策で打倒同期&特昇阻止!
<2日・別府競輪・2日目> <記者コラム・造田大の大勝負> 九州勢の好きにはさせない。123期の佐々木祐太が2度目の1、2班戦優勝に挑戦する。2日目の準決11Rは5番手に置かれる苦しい展開だったが、バックで一気に発進すると、先行する松本憲斗―西田大志らを捲り切った。 「中団の小川将二郎君に見られていたので、仕掛けは2角からになった。出口の遠心力を上手に使って伸びていけた」とバンク特性を用いて連勝を決めた。今場所は落車からの復帰戦だが、状態面は心配なさそう。「落車した和歌山2日目と似た展開だったが、気持ちで負けないように踏めた」と精神面も問題ない。 最終日の12R決勝は4車結束の九州勢との2分戦。車番も悪く苦戦を強いられそうだが、「同地区の大崎和也さん(青森)から秘策をいただきました。それを使って同期の長松空吾君に勝ちたいし、原井博斗さんの特進を阻止したい」と気合は十分。九州勢の先頭は、2日目に捲り切って下した相手でもある松本。奇襲がハマれば九州作戦打破も十分ありそうだ。▼12R決勝は佐々木のアタマに期待。6―12―1257。 ▼8R(女屋文伸) 1番車から飛び出して前受けすれば、抑えにきた高井流星のハコで粘れる。総力戦を展開して、最終日こそ見せ場を演出。1―2―3467。