J2昇格決定のFC今治「感謝の集い」で岡田会長が思い出の料理を振る舞う
来シーズンのJ2昇格を決めたばかりのサッカーFC今治は、週末行われた讃岐戦でも勝利。きのう行われた感謝の集いでは、岡田会長が涙を見せ言葉を詰まらせました。 J2昇格を決めたばかりのFC今治はアウェイで讃岐と対戦。 立ち上がりでした。横山からのパスに抜け出したのはヴィニシウス。あっさりと先制に成功します。 その後も、幾度となく相手ゴールに迫るFC今治はこれで3連勝。後はホームでの最終節を残すのみとなりました。 そしてきのう開催された「感謝の集い」。元日本代表監督の岡田会長がFC今治に来て10年…サポーターや支えてくれたスタッフをもてなそうと、岡田さん自ら手料理を振舞いました。 料理名は「岡田ハウス思い出のペペロンチーノ」。 FC今治 岡田武史会長: 「昔俺が(今治の)唐子台に家借りてた時、夜な夜なスタッフとかコーチが集まってきて(その時に)パスタ作ったり鍋やったりしてて。その中の一番簡単なやつ」 気になるそのお味は? 「美味しい~」 「岡ちゃんの愛情たっぷり」 「岡田さんおめでとうございます。岡田さんのかじ取りに私たちファンサポーターはずっと漕ぎ続けてまいりますので頑張って下さい!」 続いてスタジアムではこの10年を振り返るVTRが流されました。 そして、岡田会長がチームを代表してあいさつをしている時でした。 FC今治 岡田武史会長: 「僕を信じて集まってくれた社員スタッフ。そして信じて支援…(涙)スイマセン。信じてくれた人…この人たちを絶対裏切らない。この会社をつぶさない」 この10年間の苦労を思い出し、思わず涙を流した岡田会長。 「我々これからまだまだ、前に進んでいかなきゃならない。これからも皆さんの力が必要です。引き続きご支援のほど、または応援よろしくお願いいたします。 本日はどうもありがとうございました」 最後にクラブの新しいロゴが発表され、次のステージでの活躍を誓いました。 FC今治 岡田武史会長: 「年とともに涙腺が弱くなって人前で泣くことってまずないんだけど、ちょっと情けないな。今日はホントにサポーターとか支援してくださった公式の行事というよりもそういう人に、社員も含めてお礼の集まりだったんで皆さん楽しんで帰っていただいたと思うんで、いい会を企画してくれたなと。まず人前で泣くことは1回だけ社員の前で、苦しめたことがあってその時涙を見せたくらいで、人前で泣くことはまずなかったんだけど、まあ年だな ハハッ」