空冷ボクサーはまだ続く! BMW R nine Tが「12 nine T」に進化…でも90で12って何なんだ!?
BMW R 12「実はクラシックなクルーザーモデル」
R 12は空(油)冷エンジン、チューブラースチールフレームなど基幹部分はR 12 nineTと同様ですが、フロント19インチ、リヤ16インチのホイールが装着されていて、BMWモトラッドではクラシッククルーザーと位置づけています。 タンクは1970年代のBMW /5モデルのいわゆるトースタータンクを彷彿させるものが装着され、段差のついたダブルシートが取り付けられています。シート高はR 12 nineTの795mmに対しこちらは754mmで、幅広いハンドルバーとの組み合わせでクルーザーらしいリラックスしたポジションが得られるようになっています。 エンジンはR 12 nineTと比較して最高出力、トルクともに少しだけ数値を抑え、発生回転数を下げたセッテイングが施され、クルーザーというキャラクターにあったエンジン特性が与えられているようです。 このほか大阪モーターサイクルショーBMWブースでは新型車としてS 1000 XRが展示しましたが、3月22日(金)~24(日)開催の東京モーターサイクルショーでは、その「Mバージョン」M 1000 XRがジャパンプレミアとして実車初公開される予定になっています。 レポート●飯田康博 写真●田宮 徹/モーサイ編集部/BMW 編集●上野茂岐