「プロ野球とJリーグが手を携えて」新型コロナ対策で共同会議設置
一般社団法人・日本野球機構(NPB)と公益社団法人・日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は2日、共同会見を開き、感染が拡大する新型コロナウイルス対策で共同の連絡会議を設置すると発表した。会議の正式設置は3日で、医師3人による「専門家チーム」を作り、(1)新型ウイルスの感染に関する情報収集・分析(2)観客対策に対する助言(3)公式戦開催についての助言――などを求めるという。 【会見ノーカット】NPBとJリーグが合同で会見「新型コロナ対策会議」立ち上げ
会見でNPBの斉藤惇会長は「国難ともいえる局面を乗り越えるためにプロ野球とJリーグが手を携えて新型コロナウイルスの連絡会議設置という、ある意味では異例の協力体制を取るという決断をした」と話した。 新型ウイルス対策をめぐっては、安倍晋三首相が2月26日、多くの人が集まる全国的なスポーツ、文化イベントなどについて「今後2週間は中止、延期、または規模を縮小する」などの対応を要請し、各種イベントやコンサートの中止が続いている。