【オートレース】森且行 初日は8着「試走から操縦不能という感じ」~伊勢崎G2稲妻賞
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は5日、群馬県伊勢崎オートレース場で開催中のナイターG2「稲妻賞」初日・第7レースに出走。8車立ての7枠から発進して、序盤から最後方に置かれる苦しい展開に。その後も中盤、終盤と足色がさえるシーンがなく、そのまま8着でゴール線を通過した。 もどかしいほど伸びを欠いたレースを走り終えた森は、ひたすら苦笑いするしかなかった。「初めてのタイヤだったけれど、もう跳ねて滑って仕方なかったなあ。試走から操縦不能という感じで、エンジンもモア~っとしていて良くなかったです」 タイヤもエンジンも思うにままならなかったシリーズ初戦には、普段はさわやかな森クンもぼやきは止まらなかった。「今回は追加あっせんだったんですよね。追加を受けるといつもこういうことになっちゃうんですよお。G2に目がくらんで欲を出したらこれだよ~(超苦笑いしながら)」 それでも、まだシリーズは開幕したばかり。2日目・6日は第4レース「二次予選C」(午後3時51分発走予定)に出走する。まだまだ望みは完全に絶えたわけではない。「とにかくエンジンを点検してみます。シリンダーは買ってあるのでそこは交換することも考えます」と、ぼやいた後はすぐに前を見据える発言を口にして、工具を握っていた(写真参照)。
報知新聞社