【ボクシング】那須川天心が世界4位ロドリゲスと世界ランカー対決、4人の日本人世界王者に「1個獲ったらいいとは思っていない、全部獲るつもりでいるので全員意識しています」
2024年7月20日(土)東京・両国国技館『PRIME VIDEO PRESENTS LIVE BOXING 9』の記者会見が、5月31日(金)都内にて行われた。 【写真】会見に出席した那須川 プロボクシング4戦目を迎える那須川天心(帝拳ジム)は、初の10回戦(3分10R)でジョナサン・ロドリゲス(アメリカ)との対戦が決定。 WBA7位、WBO10位、WBC13位にランキングされた那須川。対戦相手のロドリゲスはWBA4位で戦績は17勝(7KO)2敗1分。2018年にプロデビューし、昨年11月には元WBA世界スーパーフライ級王者で当時はWBA世界バンタム級4位のカリド・ヤファイ(イギリス)と対戦。右のロングフックなどで2度のダウンを奪った末に初回KO勝ちを収めている。今年2月のアントニオ・バルガス(アメリカ)との世界ランカー対決では初回にダウンを奪ったものの、7R終了TKOで敗れた。 会見に出席した那須川は「相手も強い選手なので強気の、自分の心構え、意志が表示される試合になると思う。パンチも出来てKO率も高くて勢いもあって目つきも鋭い。面白い戦いが出来る選手かと思います」とコメント。 勝ち方については「やってきたことがハマればすぐにKO出来ると思いますけれど、KOを狙うと言うと変なやつらにいろいろ言われるので(笑)。KOはもちろん狙いに行って、だけど力まずに自分のスタイルでやっていく。狙いに行くというよりは自ずとKOが出来ると思います」と答えた。 また、主要4団体の世界バンタム級王者が国内に4人いることについて「多分、世の中の人は武居(由樹)君と言ってもらいたいと思うんですけれど、全員意識しています。1個獲ったらいいとは思っていない、全部獲るつもりでいるので全員意識しています」と、4団体統一を目標に掲げる。 「しっかり勝って行って、強い選手に勝って行けば自ずと次はタイトルマッチでしょと言われると思うので、その位置に来年には立てると思うので着々とやっていくだけ」と、来年の世界タイトル挑戦を見据え、「今回の試合で次はタイトルだとか、もう挑戦してもいいんじゃないかって試合をします」と宣言した。
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