3位・町田、今季最多4失点で川崎に痛恨の逆転負け…今季初連敗でV戦線から後退【Jリーグ】
◇５日 Ｊ１リーグ第３３節 町田１―４川崎（町田ＧＩＯＮスタジアム） ３位の町田が１２位の川崎に逆転負けを喫した。前半１３分、２試合ぶりに先発復帰した４０歳ＦＷ中島裕希が放った豪快な右足シュートで先制。だが、同２８分に敵陣からミドルカウンターでパスをつながれ、前線に駆け上がったＤＦ三浦颯太にＪ１初得点で同点に追いつかれた。 同３８分には日本代表ＧＫ谷晃生が痛恨のキックミスを犯し、ＦＷ山田新に右足でループシュートを流し込まれた。 試合の転換点は、後半３分だった。谷がスルーパスで抜け出したＦＷエリソンを自陣ペナルティーエリア内で倒してＰＫを献上すると、エリソンに今季７点目を浴びた。後半開始からパリ五輪日本代表ＦＷ藤尾翔太、韓国代表ＦＷオ・セフンを投入したが、反攻の機運はそがれてしまった。 同２６分には再び谷が不用意なパスミス。三浦のラストパスをＦＷマルシーニョに右足であっけなく押し込まれた。 町田が先制した試合は１５勝１分けだったが、逆転負けは今季初めて。今季最多４失点、今季初２連敗で優勝戦線から後退した。
中日スポーツ
