松井一郎元大阪市長の発案 万博初のペット同伴可能案 一転見送り提案へ
来年4月に開幕する大阪・関西万博に小型犬であれば同伴できるという案について、見送られる可能性が浮上していることがわかりました。 6月に開かれた万博協会の理事会で、大阪・関西万博に平日の10日間限定で小型犬を同伴可能にする案が話し合われました。 関係者によりますと、協会幹部や経済界から、実施には約8300万円がかかることから費用対効果を問う声や、人が多いところに連れていくことによる犬の負担を懸念する声が多数あがりました。 これらの意見を踏まえて、再検討した結果、協会は来月開かれる次の理事会で、案の見送りを提案する見通しだということです。 元々は自らが猫を飼う松井一郎元大阪市長が発案したもので、実現すれば、万博として初めての試みとなるはずでした。
ABCテレビ