プレミア開幕3連敗のエヴァートン、上層部がダイチ監督の続投を決定か
エヴァートンの上層部は、ショーン・ダイチ監督を支持しているようだ。13日、イギリス紙『テレグラフ』が報じた。 エヴァートンはプレミアリーグ開幕節でブライトンに0-3の完敗を喫し、第2節トッテナム戦でも0-4の大敗。第3節ボーンマス戦では2点を先行したものの、終盤の3失点で逆転負けを喫し、開幕3連敗で最下位に沈んでいる。 ファンからブーイングを浴びるなどダイチ監督への風当たりが強くなるなか、エヴァートンの上層部によるダイチ監督の信任投票が行われた模様。オーナーのファラド・モシリ氏やケヴィン・セルウェルFD(フットボールディレクター)は今シーズンいっぱいダイチ監督を支持する意向を示しており、同監督の続投が決定したようだ。 ただ、エヴァートンはクラブ売却交渉の真っ只中。仮にシーズン中の経営陣交代が実現した場合、ダイチ監督の去就は再び不透明なものとなる。なお、ダイチ監督とエヴァートンの契約は残り1年を切っているが、現時点で延長の可能性は低いようだ。 現在53歳のダイチ監督はバーンリーを約10年率いた後、2023年1月からエヴァートンの監督に就任。財政難による主力流出や勝ち点はく奪処分を耐え抜き、プレミアリーグ残留を実現させてきた。 エヴァートンは今季初白星を渇望するなか、14日のプレミアリーグ第4節ではアストン・ヴィラと敵地で対戦する。
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