新型コロナ 「大会へ全力尽くす」 明石商が練習再開 /兵庫
<センバツ2020> 新型コロナウイルスの感染拡大で、第92回選抜高校野球大会が無観客での開催を前提に準備されることになり、明石商は5日、休校に伴って中断していた練習を3日ぶりに再開した。選手らの健康管理のため、地元ファンらの見学を断った上で練習をした。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 無観客開催の検討を受けて、明石商の狭間善徳監督は4日夜、同校で取材に応じ「今、与えられた状況の中でチームが一つになり、大会に向けて全力を尽くしたい」と話した。 狭間監督は選手らの健康管理の方法を説明。「検温、手洗い、アルコール消毒、うがいなどを徹底する」と話した。電車やバスで登下校する選手もいるため、朝夕のラッシュの時間帯を避けて、練習する考えを示した。 5日の練習は午後1時から約3時間、学校グラウンドであった。「(3日からの休校で)練習を2日休んだので、まずは軽めに体を動かす」(狭間監督)との方針の下、ナインは無理のないペースで打撃や守備の練習に汗を流した。【韓光勲、浜本年弘】 〔神戸版〕