湘南が川崎GK上福元直人を完全移籍で獲得!「皆と協力し、日々全力で取り組んで参ります」
「川崎に携われる日が来るとは想像もしていませんでした」
湘南ベルマーレは8月1日、川崎フロンターレからGK上福元直人を完全移籍で獲得したと発表した。 【画像】大量得点を呼び込む大声援を送り続けた湘南ベルマーレサポーター! 上福元は、順天堂大を卒業後の2012年に大分でプロキャリアをスタート。その後、町田、東京V、徳島、京都でプレーし、23年に川崎に加入していた。今季はここまで8試合、通算ではJ1で85試合、J2で167試合、J3では19試合に出場している。 そんな34歳は、湘南の公式サイトで以下のようにコメントした。 「川崎フロンターレから来ました、上福元直人です。シーズン途中の加入にはなりますが、湘南ベルマーレが勝利するために皆と協力し、日々全力で取り組んで参ります。湘南の一員として皆さんと一緒に戦えることを楽しみにしています。応援よろしくお願いします。」 また、川崎を通じては、こう発信した。 「自身のキャリアで、日本のトップである川崎フロンターレというクラブに携われる日が来るとは想像もしていませんでした。その話をもらったときの喜びは、今も鮮明に覚えています。自分を温かく迎え入れてくれて支えてくださった監督をはじめ、テクニカルスタッフ、強化部、メディカルスタッフ、マネージャー、ホペイロ、フロントスタッフの皆さま。クラブハウスの管理、グラウンドの管理、ウェアの洗濯と麻生で共に戦ってくださった皆さま。 良い時も、そうでない時もクラブを常日頃から支えてくださる、川崎市、スポンサー企業、パートナーの皆さま。等々力、麻生、テレビの前でいつも応援してくださっているサポーターの皆さま。そして心からリスペクトできる選手たちと1年半の間、最高の時間を共有しました。一人ひとりから本当に多くのことを学びました。 感謝してもしきれないほどに先輩、後輩関係なく、みんなに支えてもらいました。そんな多くの皆さまにこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。そんな幸せな環境であるフロンターレを、このタイミングで離れることになりました。自分の不甲斐無さと責任を感じます。それでも前を向き、ここで得た経験を糧とし、力強く進んでいきます。短い間でしたが1年半、ありがとうございました」 なお、湘南での背番号は「99」に決定した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部