宇野昌磨、今後はプロとして活動「スケートの道を続けていくことには変わりない」引退会見にスーツ姿で登場
フィギュアスケート男子で2018年平昌、2022年北京両五輪メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が14日、都内で引退会見を行った。 スーツにネクタイを締め登場した宇野。冒頭に「この度、私は現役フィギュアスケート選手を引退することとなりました。今後もスケートをプロとして、スケートの道を続けていくことには変わりない」などとあいさつ。「引退という場をあまり悲しいというより、前向きな気持ち。今後とも楽しく応援していただけたら」と話した。 宇野は9日に自身のインスタグラムを更新し、現役引退を発表。「この度、現役選手を引退する決断を致しました。今日まで競技者としての僕を応援してくださった皆様、支えてくださった皆様本当にありがとうございました。5歳の時にスケートと出会い、21年間続ける事ができ、素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております」などとつづった。 五輪では個人で銀と銅のメダルを獲得し、世界選手権では22、23年と日本男子初の連覇を達成。GPファイナルも22年に初優勝し、五輪を除く全ての主要国際大会を制覇。史上初の4回転フリップ成功者にもなった。日本男子フィギュア界をけん引し、輝かしい結果を残し続けてきた。
報知新聞社