パリ五輪 関西女子アナ現地入りも「1回も競技見てません パスないんで」異色取材に「観光に行ってたのかと」スタジオ苦笑い
7月26日から8月11日まで17日間、開催されたパリ五輪が閉幕した。アスリートが活躍したのはもちろん、女性アナウンサーや元アスリートが務めるキャスターなども多数が現地入り。熱気を伝えた。 【写真】取材とは思えない衣装で観光客感が出てる! エッフェル塔をバックにパチリ 異色の情報を伝えたのが在阪各局の女子アナ。東京拠点のキー局アナが、全国放送向けに競技中継やメダリストのインタビューを担当したのに対して「周辺」をレポートした。 中でも張り切ったのがMBS「よんチャンTV」でキャスターを務める前田春香アナ。「13日間パリにいましたが、1回も競技は見ていません。中に入れないんです。(取材)パスがないので」と話した。 では、何をしていたか。12日に同番組で総集編では、その奮闘ぶりが放送された。前田アナは毎日、和服を着てパリの街で地元の人や日本からの応援客と交流。「センスありますね!」と声をかけてもらうと、今回のために制作したオリジナルの扇子をプレゼントする企画に取り組んだ。 「100本近く配りました」と前田アナ。閉会式で選手たちが、各国ごとの扇子を手にしていたことには「影響は少なからず与えている可能性はなきにしもあらずですね」と笑顔を見せた。 さらには、パリのファッションや生活を勉強してパリピ(パリピープル)を目指す「パリピになりたい!ハルカ、ぱりに行く」というコーナーも。百貨店やマルシェ(市場)でショッピング、グルメを楽しみ、人気デザイナーの服を試着するなど、観光ガイド感満点だった。 スタジオで見ていたナジャ・グランディーバも「この映像だけ見ていると観光に行ってたのかなと思っちゃう」と苦笑。元体操女子の田中理恵さんも「本当にオリンピックゼロでしたね」と話しつつ「パリって素敵だなというのは伝わりました」とまとめた。