思い出の廃邸で再会した吉高由里子“まひろ”と柄本佑“道長” ファーストサマーウイカ“ききょう”は高畑充希“定子”のために「枕草子」を書き始める<光る君へ>
吉高由里子が主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第21回「旅立ち」が5月26日(日)に放送される。 【写真】殺気立っている宋人たちを静かに見ている松下洸平“周明” ■大河ドラマ「光る君へ」とは… 大石静が脚本を務める同ドラマは、平安時代を舞台に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く物語。主人公・紫式部(まひろ)を吉高、紫式部の生涯のソウルメイト・藤原道長を柄本佑が演じる。 また、道長の嫡妻・源倫子役で黒木華、まひろの夫となる藤原宣孝役で佐々木蔵之介、まひろの父・藤原為時役で岸谷五朗らが出演。語りを伊東敏恵アナウンサーが務める。 ■これまでの放送では―― 為時が淡路守に任命され、惟規(高杉真宙)、いと(信川清順)も大喜び。しかしまひろは、宋の言葉を解する父は越前守の方が適任だと考え…。 一方内裏では、花山院(本郷奏多)の牛車に矢を放った一件で、一条天皇(塩野瑛久)が伊周(三浦翔平)と隆家(竜星涼)に厳しい処分を命じた。 さらに、定子(高畑充希)は兄弟の不祥事により、内裏を出ることを命じられる。絶望のふちに立った定子は…。 ■第21回「旅立ち」あらすじ 定子が髪をおろしたことは内裏に広まり、一条天皇はショックを受ける。任地に赴くことを拒み逃亡する伊周を実資(秋山竜次)らが捜索し、やがて発見するが…。 定子を守ることができず落胆するききょう(ファーストサマーウイカ)を励ましたいまひろは、中宮のために何かを書いてはどうかとアドバイスする。 越前へ旅立つ日が近づき、まひろは道長に文を送り…。 ――という物語が描かれる。 ■ききょうの定子へのひたむきな思いから「枕草子」が誕生する 公式ホームページの予告動画では、炎に包まれた屋敷の中で「私はここで死ぬ」と話す定子の姿や、そんな定子に対し「生きねばなりませぬ」と涙ながらに訴えるききょうの姿などが映し出されている。 また、思い出の廃邸でまひろと道長が抱き合う場面や、まひろが「今度こそ、越前の地で生まれ変わりたいと願っておりまする」と話す場面も。 さらに、まひろと為時が越前の国府に行く前に立ち寄った敦賀の松原客館で、宋人たちが騒いでいる姿に圧倒されている場面や、そんな宋人たちに為時が宋の言葉で話しかける場面なども描かれており、新たな舞台となる越前編が波乱の幕開けとなりそうな予告動画となっている。 大河ドラマ「光る君へ」第21回は、5月26日(日)夜8:00よりNHK総合ほかにて放送。