山田康二が有言実行の浜名湖連続V/ボートレース浜名湖
ボートレース浜名湖の「本命戦ほぼB級メモリアル BOATBoyCUP」は、台風の影響を受けつつも4日に優勝戦が予定通り行われた。今節参戦のA1級からは4人が優勝戦に進出し、B級勢からは吉田翔悟と品川二千翔がファイナルに進出し、デビュー初優勝に挑む形となった。 レースはスタート展示と同様に枠なり3対3の形。F2ながら節イチ足を誇った小池修平は4号艇でチルト0度に上げ、伸び型の調整を施して展示タイムも頭1つ抜けたが、F2のハンデが大きくスリット通過は5番手のコンマ24。一方、絶好枠の山田康二はインからコンマ14のトップスタートを決め、2号艇の新開航と3号艇の吉田もコンマ10台のスタートを決めたため、スロー勢が先行。小池も伸びを見せたが、スロー勢の先行により攻めることができなかった。 山田はインから1Mを先に回り、バックストレッチで大きくリード。危なげなく3周回を回り切って1着でゴール。今年3度目、通算39度目、当地では2度目の優勝となり、今年6月に続く連続Vを達成した。次位争いは、5コースから鋭いまくり差しを見せた松尾拓と、3コースから外マイを選択した吉田との接戦に。2Mでは吉田のボートが出口で跳ねて後退し、松尾が2着を確保。3着には吉田が入線した。2連単1-5は1,400円で5番人気、3連単1-5-3は6,740円で23番人気となった。 優勝した山田は、準優戦後に「スタートを行ければ大丈夫」と話していた通りの有言実行レースを展開。前回6月の当地ではパワーモーターの裏付けがあっての優勝だったが、今回は決して抜群とは言えないモーターをしっかりと整えて勝利を収めた。旋回力や調整力の高さが光る優勝劇となった。
マクール