車の理想的な「乗り換えタイミング」っていつ? 5年で買い替えてよいの?
車を買い替えるのには絶好といえるタイミングがありますが、そのタイミングが分からない人も多いようです。車を買い替える場合、時期によっては維持費や税金を抑えられるなどのメリットがあります。そこで本記事では、車の買い替えに最適な時期について、5年で買い替えるケースを深掘りしながら解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
車の買い替えに最適な時期とは
車の買い替えに最適な時期を3つご紹介しましょう。以下のタイミングで買い替えると、維持費や新車購入費が安くなる可能性があります。 ■車検前 車検には車検代や部品交換費、自動車重量税などがかかり、まとまった費用が必要となるため、その前に買い替えた方がお得になる可能性があります。新車を購入してから、最初の車検は3年後にやってきます。新車だった車も、発売されて3年経つとマイナーチェンジやモデルチェンジを迎える時期に当たるため、査定額が下がってしまう恐れがあります。 人気の車種であれば中古車としての価値があるので、高値での査定が期待できますが、それでもマイナーチェンジやモデルチェンジのタイミングと重なると高値はつきにくいと考えられます。そのため、3年後の車検前は、新車購入後に最初に訪れる絶好の買い替え時期といえます。 ■決算期前 毎年3月と9月に各自動車メーカーが決算期を迎えますが、この直前は買い替えのチャンスといわれています。各ディーラーには販売目標があり、決算月に向けて目標達成を目指します。決算期の直前は1台でも多くの車を売りたいはずなので、通常より値引きしてもらえる可能性があります。 とくに3月は就職や転勤、進学などで車の購入者が急増する傾向があるため、さらに狙い目といえます。ただし、3月は車が多く売れるので、場合によっては3月の納車に間に合わないこともあります。納車が4月にずれ込むと値引きを期待できなくなるため、3月中に納車してもらえるよう、なるべく早めに契約を済ませましょう。 ■価格変動前 中古車査定の価格変動前も、車を買い替えるのにおすすめのタイミングです。中古車の価格が変動するのは、主にマイナーチェンジやモデルチェンジの時期です。一般的に、マイナーチェンジやモデルチェンジが行われると査定価格が下がる傾向があるため、その前に買い替えた方が高く買い取ってもらえる可能性があります。