寝たきり母と精神疾患長男を介護の末・・・ 母の遺体を放置した疑いで次男(54)逮捕 「ずるずると日にちがたってしまいました」 神戸・北区
神戸市北区の自宅で母親(88)の遺体を放置したとして、無職の次男(54)が28日、逮捕されました。 次男は寝たきりの母親と精神疾患のある長男との3人暮らしで、2人の介護をしていたということです。 次男は、神戸市北区の自宅で、同居していた母親が死亡していることを認識しながら、遺体を放置していた死体遺棄の疑いがもたれています。 27日、母親のケアマネージャーから「2、3日前から次男と連絡がつかず、家に行ったら母親がベッドで亡くなっていた」と110番通報があり、駆けつけた警察が死亡を確認しました。 次男は「18日の朝に母親が冷たくなっていた」と話しているということです。 男は警察の調べに容疑を認めていて、「一旦は届け出ようとしたが、ずるずると日にちがたってしまいました」と話しているということです。 警察は、届け出なかった理由などを調べています。
ABCテレビ
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