【解説】各地で猛暑日 炎天下で車内温度は…命が危険な状態に たとえ短時間でも“放置しない”
山崎アナウンサー 「グラフの一番下の青い線がエアコンをつけた場合です。エアコンをつけていれば、車内温度の上昇は抑えられますが、一方でエンジンをかけたまま駐車するのは、誤作動の危険性や、環境面への問題などもあるので、日本自動車連盟(JAF)はすすめていません」 「ここまでは車内の『温度』を見ていきましたが、熱中症は『湿度』なども関係してきます」
山崎アナウンサー 「気温や湿度などの条件を加えた『暑さ指数』、環境省が熱中症警戒アラートを出す際にも使われる指標ですが、炎天下の車内ではこの『暑さ指数』が、エアコンが停止して5分を過ぎると一気に『警戒』レベルに、そして、15分後には『危険』レベルに達しました」 山崎アナウンサー 「桐谷さんも車を運転されますが、この結果を見ていかがですか?」 桐谷美玲キャスター 「車内温度が上がるとは思ってましたけど、こんなに短時間で危険レベルまで達してしまうんですね。普段から短時間でも子どもを置き去りにしないようにしていますが、改めて気をつけないといけないと思いました」 山崎アナウンサー 「本当に大事な心がけです。JAFもたとえ短時間でも子どもを放置しないことが大切、としています」 「東京都心は明日(5日)も、最新の予報で最高気温35℃の猛暑日となる予想で、屋外だけでなく車内での熱中症にも注意が必要です」