『アイドルマスター ディアリースターズ』15周年。新しい事務所“876プロ”を舞台に日高愛、水谷絵理、秋月涼の3人の視点でトップアイドルへのサクセスストーリーを体験
2009年(平成21年)9月17日は、ニンテンドーDS用ソフト『アイドルマスター ディアリースターズ』(以下、『ディアリースターズ』)が発売された日。本日で発売から15周年の節目を迎えた。 【記事の画像(5枚)を見る】 『ディアリースターズ』は、バンダイナムコゲームス(当時)から発売された“トップアイドルアドベンチャー”ゲーム。『アイドルマスター』シリーズ作品のひとつだが、ジャンルが“(アイドル育成)シミュレーションゲーム”から“アドベンチャー”に変更されている通り、プロデューサーではなくアイドルの視点で物語が展開するのも本作の特徴。 また、舞台となるアイドル事務所も765(ナムコ)プロダクションから、876(バンナム)プロダクションに。プレイヤーは、876プロに所属する日高愛(声:戸松遥さん)、水谷絵理(声:花澤香菜さん)、秋月涼(声:三瓶由布子さん)の視点でトップアイドルへのサクセスストーリーを体験していく。 ゲームシステムは営業やミニゲーム形式のレッスン、オーディションなどを行っていく、これまでのシリーズを踏襲しつつも(レッスンの内容、オーディションの仕様などは異なる)、分岐やマルチエンディングの採用など、ストーリーをメインに楽しむ形に変更されている。 シリーズおなじみのアイドルたちのライブステージも健在。楽曲は全10曲でDLCなども存在しないため、ほかのシリーズ作品と比較すると少なめではあるものの、ニンテンドーDSの作品とは思えないほどのクオリティーのパフォーマンを堪能できる。 続編など、作品としての展開は行われていないが、日高愛、水谷絵理、秋月涼の3人は、アニメ『アイドルマスター』や『アイドルマスター ワンフォーオール』(PS3で2014年に発売)のDLCなど、さまざまな作品で登場している。さらに、秋月涼は『アイドルマスター SideM』で“315(サイコー!)プロダクション”のアイドルとしても活躍。 『アイドルマスター ワンフォーオール』での3人。 また、『ディアリースターズ』と直接的には関係ないものの、2023年4月から展開されている“PROJECT IM@S”のアイドル育成プロジェクト“vα-liv(ヴイアライヴ)”の灯里愛夏、上水流宇宙、レトラの3人が876プロダクションに所属することが今年3月に発表され、大きな話題を呼んだ。 なお、本日(9月17日)23時からは『アイドルマスター』シリーズの公式YouTubeチャンネル“アイドルマスターチャンネル”にて、15周年を記念した特別番組のプレミア公開が予定されている。MCの赤羽根健治さん(アニメ『アイドルマスター』プロデューサー役)とゲストの戸松遥さんが、ディアリースターズのこれまでの歩みを振り返える内容になっているとのこと。