スヌープ・ドッグ、ポール・マッカートニーとの出会いを振り返り“すぐにでも”コラボしたいと語る
スヌープ・ドッグの“死ぬまでにしたいことリスト”に残っているセレブは、おそらくそれほど多くはないだろうが、今年ポール・マッカートニーと初めて会ったことで、彼はそのリストの重要な項目をひとつ達成した。 【パリ・オリンピック2024】の閉会式でのパフォーマンスを終えたばかりのスヌープとドクター・ドレーが、最近米コンプレックスのインタビューに応じ、ドッグファザーはザ・ビートルズの伝説的人物に挨拶する機会を得たことについて振り返り、お互いに尊敬の念を抱いていたと語った。 スヌープは、「ハリウッドである人のためにちょっとしたコンサートをしたんだ。ポール・マッカートニーがそこにいた。それまで彼とは会ったことはなかったけれど、俺はザ・ビートルズの大ファンなんだ」と彼は話し、「ジミー(・アイオヴィン)もドレーも彼と面識があることを知っている。俺は後ろで(マリファナを)吸っていたんだけど、“ポール卿があなたに会いたいそうです”って言われた。俺は、“マジで?ちょっと待って”と」と続け、火を消す仕草をした。 そして、「マリファナたばこの火を消してたら(ポールが)部屋に入ってきて、“それ消さなくてもいいのに!”って(言ってくれた)。ハグしてくれて、会ってくれて、俺は“なんてことだ、ポール・マッカートニーがスヌープ・ドッグのことを知っている!”って思ったよ。ポール・マッカートニーだぜ、彼が俺のことを知っている。自分が尊敬する人が自分のことも尊敬してくれているという体験がすごく嬉しいんだ」と語った。 ポールとの共演の可能性について尋ねられた彼は、「もちろん」と即答し、「すぐにでも。“Ebony & Ivory”、“The Girl Is Mine”。何をする? 」と述べた。【ジミー・バフェット・トリビュート・コンサート】で撮影されたとみられるスヌープとポールのツーショット写真が今年4月に出回ったことから、スヌープが言及しているのはこの時のことだろう。 一方、スティーヴィー・ワンダーとのコラボの機会を一度逃したドクター・ドレーだが、今ではこのコラボに前向きだ。彼は、「実は、スティーヴィー・ワンダーとは何度かばったり会っているんだ。彼から電話がかかってきた。レストランでやってきて、“僕のことを話しているって聞いたんだけど?”って(言われた)。彼は僕のヒーローの一人だし、ぜひ一緒に仕事をしたいって思う。自分にとってのヒーローには会わない方がいいってずっと思っていたんだよね」と語っている。 ドレーはスタジオでスティーヴィーと一緒になったことはないが、バスタ・ライムスの「Through the Storm」という楽曲で共同プロデューサーを務めたことをスヌープが彼に思い出させた。この曲は、2006年のアルバム『ザ・ビッグ・バン』に収録されており、スティーヴィーがボーカルで参加している。今後ワンダーと仕事をする可能性について、ドレーは、「たぶん実現するだろう。俺はその経験をしなければならない」と結論づけた。 スヌープは、スティーヴィーとファレルとスタジオにいた際にファレルをハイにしてしまい、自分がそのままスタジオにスティーヴィーと二人きりにされてしまったという笑い話を語り、「俺は“どうすればいいんだよ”って感じだった。俺はプロデューサーじゃないんだよ」と、当時の心境を振り返った。 スヌープとドクター・ドレーは、1993年の『ドギースタイル』以来となる初のフルレングスのコラボレーション・プロジェクト、『Missionary』を準備中だ。クリスマス前までには世界中でリリースすると約束している。