詐欺被害防ぎ感謝状 セブン―イレブン福島飯坂中ノ檀店 マイスターに認定 福島北署
成り済まし詐欺被害を未然に防いだとして福島北署は2月28日、福島市のセブン―イレブン福島飯坂中ノ檀店の従業員南部聖子さんに署長感謝状を贈った。県警が南部さんと同店を成り済まし詐欺未然防止マイスターに認定した。 同署によると2月19日、来店した70代女性が30万円分の電子マネーを買おうとした。南部さんが購入理由を確認したところ不審に思い、女性の家族に連絡するなど詐欺被害を未然に防いだ。 南部さんは昨年12月にも被害防止に貢献していたことから、同店とともにマイスター認定を受けた。認定は2月28日現在で県内の個人が12例目で、事業所が35例目。福島北署管内ではともに初めて。 同署で古関隆一署長が南部さんに感謝状を手渡した。県警本部の大河内秀崇生活安全部統括参事官兼生活安全企画課長が南部さんと、南部さんの父で同店オーナーの精一さんに認定証などを贈った。 南部さんは「被害が防げてうれしい。今後も一層注意していく」と力強く語った。
(県北版)