亀山トリエンナーレ賞が決定 宮嵜さんらの3作品に 三重
【亀山】三重県亀山市で開催中の現代アートの祭典「亀山トリエンナーレ」(10月27―11月16日)の「亀山トリエンナーレ賞」3作品と「奨励賞」3作品の受賞作品がこのほど決まった。 同祭典は、市内の公共施設や古民家、店舗、関宿、坂下宿など計30カ所を展示会場として3年に一度開いている。亀山トリエンナーレ実行委員会(伊藤峰子代表)が主催。「かめやま文化年2024」関連事業。 受賞作は、参加した81組総勢83人の作品の中から、同祭典の監修を務めた井上隆邦氏(元県立美術館長)が選んだ。 実行委の森敏子事務局長は「どの作家さんもクオリティーの高い作品ばかりで、作家の皆さんに感謝している」とし、「これまでの展示会場を市内の亀山宿から関宿、坂下宿に広げたことで、作品を巡りながら亀山の3宿を多くの人に知ってもらえた」と話していた。 表彰式は、開催最終日の16日、同市東町の市市民協働センター「みらい」で行う。 受賞者は次の皆さん。 〈トリエンナーレ賞〉宮嵜祥子さん「亀山の生命」=愛知県在住=▽Sato Sugamotoさん「Glimpse」=ロンドン在住・日本国籍=▽Etsuko Katoさん「継承」シリーズより「Memories」・「Leftovers’War」そして「祈り」=ソルトレイクシティ在住・日本国籍= 〈奨励賞〉HRATCH ARBACHさん「N0NAME」=ニューヨーク在住・アルメリア国籍=▽MOTUさん「おやまのつくりかた」=埼玉県在住=▽山田なつみさん「お江戸謳歌」=愛知県在住=